2015年2月5日木曜日

眼瞼痙攣 目が開けにくい、まぶしい

眼瞼痙攣の症状 

眼瞼痙攣は、眼の開け閉めが自由にできなくなり、まばたきが増えたりする状態である。
自覚症状として、まぶしさを感じる、目が渇いた感じがする、両目や片目が自然と閉じてしまう、といったものがある。
よくドライアイと間違えられ、ドライアイの治療をするがよくならないのが特徴である。

重症例の場合、目の周囲だけでなく、口輪筋など口の開閉にかかる筋や、笑筋、舌、咽頭、頸部筋までに及ぶ不随意運動が見られる。


特徴的な症状

重症の眼瞼痙攣では、上下の眼瞼が固く閉じられ、無理に手で開けようとしても容易に開かない。眉根筋、眉毛皺縮筋がれん縮し、眉根には横路は、眉間には深い縦じわの入った特有な顔になる。
軽症例、中等症例は症状はあまり変わらないので医師も見落としがちだが、本人は目の不快感が絶えず、心理的ストレスが生じたり、自動車などの運転に支障をきたしたり、歩行するにもぶつかりやすくなるのが特徴である。


眼瞼痙攣の原因 

眼瞼痙攣は、局所ジストニアという神経系の病気である。
何らかの原因で脳の神経回路が不調になるのだが、発症のきっかけとして、心理的ストレス、遺伝的素因、加齢、薬物の使用、化学物質への暴露などがあると考えられている。
特に目立つのは薬物性眼瞼痙攣で、向精神薬、血管収斂薬、抗ヒスタミン薬が原因や区部としてあげられる。
パーキンソン病などの病気による場合もある。

男女比は女性が男性の3倍程度多い。
年齢は40~50歳以上に見られ、日本には20~60万人の患者がいると思われる。 

眼精痙攣の自己診断

次の項目で1つあればこの病気の可能性が、3つあればほぼ間違いないと思われる。

  • まばたきが多い 
  • 外に出たとき、または屋内でもまぶしい 
  • 眼を開いていられない 
  • 眼が渇く、ショボショボする、痛いなど、眼のことがいつも気になる
  • 人ごみで人や物にぶつかったりぶつかりそうになる
  • 電柱や立木、停車中の車などにぶつかったことがある
  • 戸外の太陽や風、階段昇降が苦手で、外出を避けている。 基幹を感じるので車や自転車の運転をしなくなった
  • 手を使って眼を開けなければならないことがある
  • 片目をつぶってしまう

治療方法

薬物性眼瞼痙攣であれば、きっかけになっている薬物を可能な限り減らしたり、中止する。
化学物質にさらされているなら、その環境から遮断するようにする。

症状を改善するための対症治療のうち、最も多いのがボツリヌス菌が産出する麻薬効果のある物質から作った薬を目の周囲の皮膚に少量注射して、目をつぶる力を弱める方法である。1回の治療で2~4か月持続する。

その他、支え棒を付けたクラッチ眼鏡、まぶたの手術、薬物療法があるが、補助的な治療法である。

抑うつ感を伴う場合は小じょぐあ悪化しやすいので、患者自身で精神的なケアが必要である。